沖縄で見つけたアンプラグドなエアコン
<<
作成日時 : 2008/07/25 23:39
>>
トラックバック 0 / コメント 0
沖縄では、すっかり「くば」にお世話になった。
くばとは、ビロウとも椰子とも呼ばれるヤシ科の常緑高木のこと。
漢字では、蒲葵(くば)と書くらしい。
この木は、木陰を作ってくれるばかりか、その葉は手のひら状にでっかく広がるため笠や扇となる。
くば笠やくば扇と呼ばれる、沖縄では昔からワーキングクラスが使っていたアンプラグドなエアコンである。
くば笠は、農民や漁民がかぶっていた、円錐形の、まさに笠のような帽子である。
強い日射しを避け、蒸れず、頭のてっぺんには風がとおる。しかも、雨が降っても頭は濡れることがない。
ゴアテックスの千倍ぐらいの優れものである。
農民と漁民では、形がちょっと違う。
簡単にいうと、漁民は海風に飛ばされにくいよう農作業用より狭く深い。
ただし、厳密にいうと、地域によっても、その形状に違いがあるらしい。
そしてくば扇は、まだ青いくばの葉を押し広げるようにして敷いて寝かしておき、枯れて乾いたら形を整える、というそれだけの団扇である
ところが、このくば扇であおぐと、なぜか、南の島の海風が吹くのだよ。
といわけで、昼寝にはこの風がないと……。
|