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D のブルース・ハープ[旅へ持ち出したい楽器・4]

<<   作成日時 : 2008/06/26 14:02   >>

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ハーモニカは、旅へ持ち出す楽器の王道、という感じがする。
なかでも、10ホールズのブルース・ハープは小さく軽く、携帯性がすごくいい。
もっとも、アロハシャツの胸ポケットに入れて歩くと、シャツがちょっと引っぱられるけど。

これは、名前のとおり、10穴のハーモニカだ。
ひとつの穴を、吹いて吸ってで、ふたつの音が出る。
ようするに、10穴で20音、3オクターブの音が出るわけだ(ほんとうは20音ではないんだけど、ま、簡潔にいうとそういうことになる)。

一般的に10ホールズのハーモニカをブルース・ハープと呼んでいるけど、もともとブルース・ハープとは、ドイツ・ホーナー社(Hohner)の商品名だ。

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僕が好きなハープは、そのホーナー社のマリン・バンド。
ボディが木でできていて、プラスチックのに比べて太く奥行きのある音がする(そんな気がする)。
軽い人間は、太さや奥行きにあこがれるのだ。

じつは、どこへ行くにも、僕はこのマリン・バンドをこっそりポケットへ忍ばせている。
でも、やっぱりうまく吹けない。

サニー・テリーやハミー・ニクソンの音には、ミシシッピーのほこり風やメンフィスからシカゴへ向かう列車の情景が見えてくるのに、僕が吹くと、場末の飲み屋の食べたくもないお通しほどの音にしか聞こえない。

でも、ブルース・ハープをあまりかっこよく吹くと、きざすぎる。
とくに、焚き火を前にしてブルース・ハープを吹く、なんてのは絵になりすぎる。
焚き火を前にかっこよくブルース・ハープを吹くなら、鼻水が垂れているとか、ズボンの前のチャックが開いているとか、どこか間抜けなところがないと、ほんと、いやみな男になってしまうから気をつけよう。

と、うまく吹けない男は負け惜しみをいうのである。

それはそうと、ブルース・ハープにはキー(調子)がいろいろあって、以前は、さまざまなキーをなん本も持っていた。
が、いつの間にやら、音が鳴らなくなったり、どこかへ忘れてきたり、女の子にあげてしまったり……。

で、いまはキーがDのマリン・バンドが一本しか手元にない。
この一本のマリン・バンドで、「窓からはい出して、クロスロード」などとうたっている日々なのだ。

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私は焚火の前ではちゃんとチャックを閉めていますが街中では開いている事が多いです(^^♪
焚火音楽亭
2008/06/26 14:57

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