行列ができたら困る製麺所
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作成日時 : 2007/12/21 23:05
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そうめんは、なにかと損な役回りである。
その線の細さから、麺類のメインストリームとして語られることもなく、どこかないがしろにされてきたのだ。
しかし、そうめんにもそうめんの言い分があって(たぶん)、真のそうめんの味を知らずして麺類を語ることなかれ、などと思っているはずだ(たぶん)。
小豆島で、島でいちばんうまいそうめんを作ると地元で評判の「平井製麺所」を訪ねてみた(島でふたりの人に聞いたら、ふたりともが「平井製麺所」といったのだ)。
ひとりはシーカヤックガイドをやっている「自然舎(じねんしゃ)」の山ちゃん。そしてもうひとりはNPO法人「DREAM ISLAND」のりっちゃん。
ロコのふたりが太鼓判を押すのだから間違いない(たぶん)。
なんでもここの主(あるじ)は、一代でこの製麺所をはじめた。
ほかの製麺所は、ほとんどが二代目、三代目らしく、歴史も伝統もある。
そして、作り方は確立されている。
が、平井製麺の主は、作り方をだれに聞くわけにもいかず、自分の方法で試行錯誤を繰り返してきた、というのだ。
そんなこんなで29年。
「28年間はそうめんに作らされてきたけど、ようやくそうめんを作れるようになった」とは、主の弁。
前もって予約を入れておけば製麺所で食べることもできるのだが、突然訪ねていった僕は、その日は食べられず(残念。次回はぜったい)。
で、そうめんと手延べうどんを大量に買って帰り、つるつるづるづると頬ばっている毎日なのだ。
それにしても、なぜこんなにうまい麺ができるのだろうか。
みんなにもぜひ訪れてほしい場所なのだ。
でも、今度行ったときに行列ができていたら困るから、場所は教えないことにしよう。
*小豆島の旅物語は、2008年1月10日更新の『おとなのずる休み』にて。
乞う、ご期待。
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